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1 qst701503_msg0001 84 まあまあ 材料を分けてくださるの? どうもありがとう これでやっと仕上げができるわ
2 qst701503_msg0002 84 体は大丈夫ですか? 何か他に手伝えることとか[ML:Dash ]
3 qst701503_msg0003 84 いいえお嬢さん お気持ちだけで十分よ
4 qst701503_msg0004 84 そうしないと あの人にも顔向けできませんからね
5 qst701503_msg0005 84 立ち入ったことを聞くようで悪いが その「あの人」っていうのは?
6 qst701503_msg0006 84 夫だった人ですよ もう何十年も会っていないけれど
7 qst701503_msg0007 84 それはまた[ML:Dash ]
8 qst701503_msg0008 84 当時 あの人が 急に家業を継ぐことになって 私に店を手伝うようにと言ってきてね
9 qst701503_msg0009 84 夢だった陶芸家になったばかりの 私はカチンときて[ML:Dash ]
10 qst701503_msg0010 84 未練のないよう 最高の作品が作れたら戻りますと言って あの人のもとを去ったのよ
11 qst701503_msg0011 84 [ML:Dash ]もしかしてそれっきり? 旦那さんは迎えに来なかったの?
12 qst701503_msg0012 84 あの人もわかっていたんでしょう 作品作りはただの口実だって
13 qst701503_msg0013 84 別に彼の言う通りにしても良かった でも若かったのね 自分のことばかりで こっちを見ない彼に腹を立てて[ML:Dash ] ふふ
14 qst701503_msg0014 84 愛していたから許せなかった それを認めるのに 随分長い時がかかって 気付いた頃には彼の愛を失った
15 qst701503_msg0015 84 ……
16 qst701503_msg0016 84 話が長くなってごめんなさいね こうやって誰かと話すのも 久しぶりなものだから
17 qst701503_msg0017 84 壺が完成したら あの人に届けてもらってもいいかしら? ミレイが約束していた作品だって
18 qst701503_msg0018 84 悪いが その頼みは聞けないな
19 qst701503_msg0019 84 ちょっとミノチ?
20 qst701503_msg0020 84 約束したんだろう? 自分で届けたらどうなんだ?
21 qst701503_msg0021 84 今更そんな[ML:Dash ]
22 qst701503_msg0022 84 勝手に過去形にするな あんたの今はまだ続いてる
23 qst701503_msg0023 84 自己完結してる暇があったら話し合え 本当に取り返しの付かないことになる前に
24 qst701503_msg0024 84 [ML:Feeling kind=Think ]ミノチ[ML:Dash ] やはりマルベーニ助祭とのこと 気に病んでいるのか[ML:Dash ]
25 qst701503_msg0025 84 ここにいるラウラとアデルは どうしようもないお人好しだ
26 qst701503_msg0026 84 依頼された以上 大団円まで 全力で手伝うことになるだろう あんたはツイてる
27 qst701503_msg0027 84 [ML:Dash ]ふふ わかりました たまには体を動かさないと お迎えが早まってしまいますからね
28 qst701503_msg0028 84 少し待っていただけるかしら? すぐに支度を整えてきますから
29 qst701503_msg0029 84 待たせてごめんなさいね ご一緒させてくださいな あの人のもとへ
30 qst701503_msg0030 84 本当に大丈夫ですか? 無理をしてはダメですよ
31 qst701503_msg0031 84 ハイベルの村の宿屋ですから そう遠くもありませんよ 皆さんが一緒なら大丈夫
32 qst701503_msg0032 84 ハイベルの村? [ML:Dash ]って その旦那さんてまさか!
33 qst701503_msg0033 84 ふふ あそこを訪ねるのは 別れた日以来ですよ
34 qst701503_msg0034 84 見苦しいところを お見せすることもあると思いますが 道中 どうかお願いします