Return to BDAT index
1 bf07110150_0010 82 これは[ML:Dash ]
2 bf07110150_0020 82 ゲンブに流れるエーテルだ
3 bf07110150_0030 82 [System:Ruby rt=アルス ]巨神獣[/System:Ruby]は雲海を摂取することで その活動エネルギーとしている
4 bf07110150_0040 82 活動エネルギーは エーテル流となり 全身を駆け巡る
5 bf07110150_0050 82 それを精錬し 結晶化したものがコアチップだ
6 bf07110150_0060 82 この階下がその生産施設となっている
7 bf07110150_0070 82 [System:Ruby rt=アルス ]巨神獣[/System:Ruby]の活動に必要なエネルギーの一部を 取り出しているということか
8 bf07110150_0080 82 ルクスリアの気温が低く 作物が育ちにくい主因がこれなのだ
9 bf07110150_0090 82 そんな理由があったのですね
10 bf07110150_0100 82 コアチップは国家のエネルギー政策 軍事政策に欠かせないものだ
11 bf07110150_0110 82 法王庁はそれを欲した
12 bf07110150_0120 82 何のために?
13 bf07110150_0130 82 当時のアルストは限りなく疲弊していた
14 bf07110150_0140 82 反面 自国の影響力の拡大を狙うには 絶好の機会ともいえた
15 bf07110150_0150 82 そのために法王庁が
16 bf07110150_0160 82 結果 ルクスリアは慢性的な コアチップ不足に陥った
17 bf07110150_0170 82 後はそなた達が見てきた通りだ
18 bf07110150_0180 82 極寒の地故 作物も育たず
19 bf07110150_0190 82 ルクスリアの民は 貧しい生活を余儀なくされた[ML:Dash ]
20 bf07110150_0200 82 何で雲海の上に出なかったのさ
21 bf07110150_0210 82 自在に移動できるんなら もっと暖かい所に行けばいいじゃないか
22 bf07110150_0220 82 他国との接触を恐れたのだろう
23 bf07110150_0230 82 他国との接触は アデルの伝承が 偽りであると知られる可能性があるからな
24 bf07110150_0240 82 それで鎖国を敷いたのですね
25 bf07110150_0250 82 その通りだ[ML:Dash ] それから500年
26 bf07110150_0260 82 天の聖杯の目覚めを受け 法王庁は[System:Ruby rt=サンクトスチェイン ]神聖なる鎖[/System:Ruby]の供出を迫ってきた
27 bf07110150_0270 82 拒否すれば ルクスリアの歴史を詳らかにすると言ってな
28 bf07110150_0280 82 アーケディアが[ML:Dash ] そんな[ML:Dash ]
29 bf07110150_0290 82 あの親書の中身 そういうことやったんか[ML:Dash ]
30 bf07110150_0300 82 もう沢山だ
31 bf07110150_0310 82 これ以上 このルクスリアが 民が困窮することには耐えられない
32 bf07110150_0320 82 だから私は決断したのだ
33 bf07110150_0330 82 それでホムラを[ML:Dash ]
34 bf07110150_0340 82 うむ
35 bf07110150_0350 82 天の聖杯は 法王庁の剣として使われる可能性がある
36 bf07110150_0360 82 しかしその力を封じてしまえば 抗することも可能かもしれない
37 bf07110150_0370 82 今の生活からの脱却を掲げれば 過去の王家の罪も赦されるに違いないとな
38 bf07110150_0380 82 聖杯の力を利用しようとは思わなかったの?
39 bf07110150_0390 82 我れらには過ぎたる力
40 bf07110150_0400 82 その資格がないことぐらいはわかる
41 bf07110150_0410 82 だが 果たしてそなたにとっても そうなのか
42 bf07110150_0420 82 あの時[ML:Dash ] そなたの瞳を見た時 私は確信した
43 bf07110150_0430 82 そなたにならば 天の聖杯の力を託せるのではないかと
44 bf07110150_0440 82 オヤジ[ML:Dash ]
45 bf07110150_0450 82 だが 結果的に事態を更に悪化させてしまった
46 bf07110150_0460 82 私の浅薄な考えのせいで
47 bf07110150_0470 82 この書は 英雄アデルに関することが 記されたものだ
48 bf07110150_0480 82 これによれば アデルは白の剣によって 世界を滅亡から救い
49 bf07110150_0490 82 赤の剣と共に姿を消したと書かれている
50 bf07110150_0500 82 白と赤[ML:Dash ]
51 bf07110150_0505 82 ヒカリとホムラの剣のことか
52 bf07110150_0510 82 書を記した者は アデルに近しい者であったのだろう
53 bf07110150_0520 82 この者は好奇心から[ML:Dash ]
54 bf07110150_0530 82 アデルが姿を消した後 あるものを探しに旅に出ている
55 bf07110150_0540 82 あるものとは?
56 bf07110150_0550 82 天の聖杯第三の剣[ML:Dash ]
57 bf07110150_0560 82 第三の剣?
58 bf07110150_0570 82 その剣は金剛石の様に透明で 澄んだ輝きを放つ剣であったそうだ
59 bf07110150_0580 82 だが アデルは終生 この剣を使うことはなかった[ML:Dash ]
60 bf07110150_0590 82 否 使えなかったのだ
61 bf07110150_0600 82 なぜ使わなかったの?
62 bf07110150_0610 82 英雄アデルをもってしても
63 bf07110150_0620 82 その凄まじき力の奔流に 耐えられなかったのだそうだ
64 bf07110150_0630 82 剣の力を恐れたアデルは 何処かに剣を封印した
65 bf07110150_0640 82 そして著者はこう綴っている
66 bf07110150_0650 82 その剣こそ 本当の天の聖杯の剣である とな
67 bf07110150_0660 82 [ML:undisp ]!!
68 bf07110150_0670 82 レックスよ そなたはシンに敗北した 確かにあの男の力は強大だ
69 bf07110150_0680 82 だが本当にそうなのか?
70 bf07110150_0690 82 天の聖杯とは 一人のブレイドにも劣る程度のものなのか
71 bf07110150_0700 82 こうは考えられないだろうか?
72 bf07110150_0710 82 そなたが天の聖杯の力を 全て引き出してはいなかったからだと[ML:Dash ]
73 bf07110150_0720 82 オレが二人の力を引き出せていない[ML:Dash ]
74 bf07110150_0730 82 王様 その剣はどこに?
75 bf07110150_0740 82 オレ その剣を手に入れたい
76 bf07110150_0750 82 手に入れて ホムラとヒカリを助けたい
77 bf07110150_0760 82 残念ながら この書にも剣の在処は書かれていない
78 bf07110150_0770 82 そんな[ML:Dash ]
79 bf07110150_0780 82 だがリベラリタス[System:Ruby rt=とうしょぐん ]島嶼群[/System:Ruby]の何処かに 封じられたのでは
80 bf07110150_0790 82 と推測めいたことは書かれてはいる
81 bf07110150_0800 82 困難だろうが もし探し当てることができたなら[ML:Dash ]
82 bf07110150_0810 82 リベラリタスに[ML:Dash ]
83 bf07110150_0820 82 覚悟はあるか?
84 bf07110150_0830 82 [ML:undisp ]え?
85 bf07110150_0840 82 あの子の本当のドライバーに なる覚悟はあるのか? と聞いておる
86 bf07110150_0860 82 じっちゃん?
87 bf07110150_0870 82 どっちじゃ レックス
88 bf07110150_0880 82 あるさ あたりまえだろ
89 bf07110150_0890 82 オレはホムラとヒカリの 本当のドライバーになりたい
90 bf07110150_0900 82 なって 二人を楽園に連れて行ってやりたい
91 bf07110150_0910 82 なら ついてこい ワシが案内してやる
92 bf07110150_0920 82 ジークよ
93 bf07110150_0930 82 何や?
94 bf07110150_0940 82 王としてお前に頼みがある
95 bf07110150_0950 82 珍しいな 雪でも降るんちゃうか[ML:Dash ]
96 bf07110150_0960 82 て とっくに降っとるか
97 bf07110150_0970 82 天の聖杯の[ML:Dash ]
98 bf07110150_0980 82 いや あの少年の護衛役を任じたい
99 bf07110150_0990 82 レックスのか?
100 bf07110150_1000 82 うむ 私はあの少年の瞳を信じた
101 bf07110150_1010 82 あの輝き 失うわけにはいかん
102 bf07110150_1020 82 へっ[ML:Dash ] なんや随分惚れ込んだもんやな
103 bf07110150_1030 82 わかった まかしとき
104 bf07110150_1040 82 頼む[ML:Dash ]
105 bf07110150_1050 82 ま 最初っからそのつもりやったけどな